わたしたちのからすみ物語

私たちが作るのは「からすみ」と呼ばれる日本の伝統食品です。 「スパイシーキャビア」として有名です。からすみはアジアの多くの人々に愛される高級珍味ですが、すがやのからすみは一般的なからすみではありません。それは特別です。通常のからすみと比べてみると、その違いがよくわかります。

からすみ

このユニークなレシピは、私の曽祖父が60年前に福岡で経営していた旅館のために考案したものに基づいています。私の曽祖父には多くの著名人のゲストがいて、VIP ゲストを喜ばせるためにユニークで珍しいものを作ろうとしていました。父がそれを再現し改良し、家族に受け継がれる伝統となりました。

通常、からすみは塩漬けにした魚卵を燻製にして作られます。しかし、すがやのからすみには、塩だけでなく唐辛子も加えて漬け込んだ明太子が使われています。唐辛子には天然の旨味が含まれているため、からすみの味わいを豊かにします。

すがやではからすみ製品のほとんどを燻製ではなく乾燥で仕上げています。からすみは燻製もご用意しておりますが、乾燥させることで繊細で複雑な風味を保ちます。そのため、発酵過程で生まれる味わいはより豊かでクリアになります。

「すがや」の店主が作るからすみは、凝縮された味わいで、複雑な味のハーモニーを感じさせます。それはただ食べるものではありません。それは味わうものに似ています。少量でも口の中でゆっくりと広がる香りと旨味をお楽しみいただけます。日本では日本酒やワインなどのお酒と合わせるのが人気です。

私たちにとってからすみを食べることは五感を研ぎ澄ますようなものであり、瞑想的な体験になります。日常の緊張や心の喧騒から解放され、特別な寛ぎのひとときをご提供いたします。ぜひそんなひとときを過ごしていただければ幸いです。

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